いいですね〜♪この本。小学生の子どもを持つ親としては結構楽しく読ませていただきました。
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<br />第1章では11の事例を部屋のイラストつきで解説がありわかりやすく。第2章、第3章ではその解説のまとめがあり、ここまでスーッと読み進めていけました。ただ、第4章はイラストもしくは写真がなければ建築の素人にはイメージがわかりにくいのが難点です。
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<br />普段、自宅兼仕事場にいる大人の私でさえ、ひとところにはいません、それを机に縛り付けようという発想が出てくること自体が異常な考えですね…。さて、これから実行です。冬になる前に家の中のお引越し開始です!
著者の四十万靖(しじまやすし)氏が自著について語った記事ですが、家庭教師を利用する様々な家庭の様子を見聞してきたベテランのエデュケーショナルプランナーも同様に感ずる内容です。
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<br /> 本書が生まれるきっかけは、意外な調査結果から始まったとの事です。
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<br />著者は慶応大学の協力で、日本の住文化の変化を調べるため、個室を重視し部屋ごとの機能を明確にした欧米風の家を選び、中学受験でいわゆる難関校に合格した子供の家約200軒の間取りと暮らしぶりを調査しました。結果の予想は、個室に閉じこもって黙々と勉強する姿でしたが、大半がそうではないことが判明したそうです。
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<br /> 個室があってもわざわざリビングやダイニングのテーブルを使い、居間的な共有空間の中で親や兄弟との様々な交流のある生活をしながら勉強する生徒が難関中学に多数合格している事実は、日本古来の住文化の伝統が頭のよい子を育てているという見方につながるようです。
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<br /> 私はこの本で仲間と子育て議論をいたしました。教育を考える良い機会になりました。
中学受験くらいなら頭がよくなくてもできるんじゃない?
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<br />家の構造と関係があるのは納得できるけど、
<br />その難関中学に入った子達の難関大学進学成績と、公立中学、高校からの難関進学成績を比べて考えてみれば
<br />難関中学に入ったからといって難関大学にいける人の少なさに気付くと思う。
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<br />頭がいい子、というのを中学受験で測っているのが、頭悪いな、って思う。
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