居酒屋での出会いがなかったら、メバロチンもアリセプトも生まれなかった。 <br /> <br />過去10年新製品が出なくても倒産しない製薬企業。他の業界では考えられ <br />ないかもしれない。また、メバロチンやアリセプトのように一発当てれば、 <br />企業を一瞬にして世界的な企業に躍進することができる。 <br /> <br />この不確実性のビジネスにマネジメントは必要なのか？ <br />本書の答えはＹＥＳである。特に、第三章の <br />「医薬品開発における競争優位の源泉は何か？」は非常に読み応えがある。 <br /> <br />また、随所にちりばめられている“比喩表現”が、難しい内容を読む進める上での <br />リード役になってくれる。 <br />