プロジェクト管理の要諦を、物語仕立てで描いたものである。
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<br />テーマは主にプロジェクトチームの活性化やプロジェクトメンバのケアについてで、
<br />トムデマルコの著作のなかでは「ピープルウェア」に近い。
<br />いつものようにその指摘は鋭く、切れ味はよい。たとえば、
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<br /> ・一日をむだにする方法はいくらでもある。しかし一日を取り戻す方法はひとつもない。
<br /> ・プレッシャーをかけても思考は速くならない。
<br /> ・我々は味方同士である。敵は問題そのものだ。
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<br />などなど。ニヤリとさせられる箴言ばかりである。
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<br />ただし理論的ではなくあくまで経験論的なので、
<br />プロジェクトマネジメントの初学者にはピンとこないかもしれない。
<br />逆に言えば、経験に応じて光って見える言葉も違ってくるだろう。
<br />何度も読み返して自分自身の成長を確認する、という読み方もよいかもしれない。
<br />一読の価値はある。
とても面白かったです、それでいて得る物がとても多くおすすめです。
<br />普通なら堅苦しい本になるような物ですが、それをこのようにまとめたのは素晴らしいと思います。
デマルコの傑作を最近愛読している管理人です。
<br />このデマルコというおっちゃん、ホント
<br />プロジェクト・マネジメントの急所をつく名人です♪
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<br />しかも、文章はオチャメ☆
<br />ほんと、一回講演をきいてみたいです。ははは。
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<br />この本はいわゆるHow to本形式ではなくて、
<br />アメリカにいるレイオフ寸前のプロジェクト・マネージャが
<br />架空の国モロビアにつれさられて、超大規模PJをまかされるところ
<br />からはじまります。
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<br />小説としても読めるし
<br />PJ管理についての深い洞察もしることができる。
<br />何より、読んでいて「ニヤリ」とできる場面が多いのが
<br />よい点です。
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<br />ソフトウェア管理者には必須の教科書だとおもいますヨ〜♪