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コンサルタントの道具箱 ( ジェラルド・M・ワインバーグ 伊豆原 弓 )

面白い内容、なのに読み出してすぐに眠くなってしまう。 <br />なんでだろうって考えたら、横書きの本。 <br />著者はプログラマー、エンジニア系コンサルタント。 <br />理数系の方なので横書き。 <br /> <br />でも私のような文系の人間にはとてもわかりやすい。 <br />日本の武道に例えたパターン分析などは <br />コンサル以外での人間関係の構築にも使えるのでは。 <br />適格なアドバイスと例え話がビジネスイメージを広げてくれる。 <br />自分の場合だったらどうだろうなんて空想しながら読むから <br />すぐに眠くなってしまったのかも… <br />(ちゃんと最後まで読みました) <br /> <br />前作「コンサルタントの秘密」もぜひ読んでみたい。 <br />結局論理より感情の方が上回ってしまうケースが <br />多いんですよね。 <br />カウンセラー、アドバイザーなどの職種の方にも参考に <br />なるかと思います。

重要な点を抑えてはいると思います。 <br /> <br />ただし、重要であることに対する説明が <br />良くも悪くも筆者の個人的経験であり、 <br />論理的に説明するという意思が筆者には <br />ありません。 <br /> <br />従って、この本のメリットとしては、 <br />・筆者の言わんとしていることがイメージしやすい <br />・自ら経験したものについては納得しやすい <br /> <br />他方、デメリットとしては、 <br />・自分にとってイメージしにくい例の場合、 <br /> 非常にわかりにくい <br />・筆者の考えに賛同できない点があっても <br /> 文章が論理的でないため疑問点は <br /> 解決されないまま放置される <br /> <br />といったことがあると思います。 <br /> <br />論理性が重要視されるコンサルティングを <br />語る本において、 <br />ここまで論理を無視した本は個人的に大変 <br />違和感を感じました。

ワインバーグは、ソフトウエアシステムのコンサルタントだけれど、この本の内容は、ソフトウエア関係の仕事をしていない人にも役立つ。人に共通の思いこみや、性癖や、それに対応する方法が、具体的に楽しんで書いてあるからである。あらゆる仕事と、仕事を離れた家庭や人間関係でも通じる内容である。ソフトウエア開発といえど、人間の生業だから、あたりまえ、ということだろうが。<br>内容は、納得できるものばかりの考える道具箱。おすすめです

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コンサルタントの道具箱&nbsp;&nbsp;&nbsp;G.M.ワインバーグの著書には、システムエンジニアやプログラマなどの技術者向けに、問題解決に関わるさまざまな要素をユニークな視点からわかりやすく提示している名著が多い。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は、人に焦点を絞ったアプローチでコンサルタントを対象にした『コンサルタントの秘密』の続編である。前作と同様、本書でも著者の豊富な経験から導き出されたコンサルタントにとって重要な16の道具を紹介している。コンサルタント職では、折衝という仕事も大きなウエイトを占めるため、人を説得したり人との良い関係を保つための法則としても読むことができる。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;たとえば第2章の「知恵の箱」では、「自分にとっては何が正しくて何が正しくないのかを見分ける能力」とあり、知恵の中では自分の知識の限界を知るべきだ、とある。また、人は知恵の箱を忘れやすいので、定期的に知恵の箱を思い出すためにクライアントの契約を短期にしたり、しばしは自然の中に出かけることで自然界から知恵をもらったりすべきである、という、コンサルティングはもとより良く生きる術といった趣向もうかがえる。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;法則の内容のいくつかは、おそらく読者にも身に覚えのあることだが、その内容をより良いコンサルタントの道具へ展開していくさまが見事である。コンサルタントに関わる読者はもちろん、コンサルタントの知識がなくても、対人関係を良くするため、自分自身をコンサルタントする自己実現のため等々、問題を明確にし問題解決をするための道具を得る読み物としても本書はおすすめの1冊だ。(大塚佳樹)
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