この手の本では通常あり得ないことなので著者の意図かもしれませんが、索引が付いていない点がマイナスです。
<br />試験に合格するまではどこに何が書いてあるか覚えていられますが、試験に合格して時間が経って「アレなんだっけ?」的な状況に陥ったときに使えません。その点で長く重宝できる本だとは思えません。
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<br />ただ、解説がわかりやすいので、試験に向けて内容を把握するにはいい本だと思います。
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以前CCNAのときは黒本を使用していましたが<br>今回BCMSN試験を受けるにあたっては、この本の作者Gene氏のサイトで<br>本が出るとのことをみてこの本だけに絞って学習しました。<br>学習期間は20日ですが毎日1章を確実にとけるようにし、回答の説明がとても分かりやすく書いてあるので非常に有効だと思います。<p>おかげで無事合格できました。<br>この本に感謝しております
本日、CCNPの最初の科目としてBCMSNを受け、合格しました。知識の整理と最後のまとめとして、この問題集は役に立ちました。他の問題集(黒本)と比較したことはないですが、良い本だと思います。<p>BCMSNはスイッチングについての科目で、CCNAのスイッチの範囲と重なる部分が結構あります。とはいえ、いろいろな用語・コマンド・プロトコルの基本的な考え方を整理して覚えないといけません。その点で、役に立ちました。重要事項をもらさず練習問題として並べているし、解答編の解説も簡潔ながら必要な点を押さえているので、試験対策中盤からは、結構この問題集だけで間に合いました。(とはいえ、スキルを身に付けることも合わせて考慮すれば、どこかのスクール・セミナーで実機実習を受けた方がいいと思いますが。)<p>本番の試験よりも良質な問題、例えば「考えさせる問題」あるいは「多少は数値も使った問題」も一部あった気がします。もちろん、試験対策としては不必要に難しい問題というわけでは、ありません。本番で、短時間に素早く対応できるための、しっかりとした理解と記憶のための問題と考えれば良いでしょう。<br>とはいえ、セキュリティ(9章)、メトロイーサネット(10章)の一部の内容は、わずかに実際の出題範囲を超えているような気がします。(ただし、これはあくまで私の個人的な意見です。)もちろん試験対策に必要な内容が抜けているということではありません。<p>シミュレーション問題ですが、私が受験した時は、シミュレーション対策(11章)に載っていた問題と、ほとんど全く一緒の問題が出題されました。CCNAでシミュレーション問題の解答については経験済みでしょうから、シミュレーション対策も、この本で間に合うと思います。<p>著者はGene氏ですが外国人ではないようです。道理で翻訳本にありがちな「どこか不自然な日本語」「冗長な記述」がない訳だと思いました。