「最高のプレイヤーがいるチームが最高のチームだ」<br>「スキル不足をプロセスで穴埋めする事はできない」<br>「バスに乗っている一部の不適格者のために官僚的なプロセスを適用すると、適格者がバスから降りてしまう」<br>「問題に慌てて対応してしまうと、後で技術的な負債が増大していく」<br>プロジェクトマネジメントオフィスからではない、現場からのリアリズムあふれる直言。<br>近道なんてない。ただ当たり前の事を当たり前に地道にやっていこうという本。アジャイルとはかかれているが、アジャイルには限らないプロジェクト管理の基本。<br>あなたが抱えている問題に、あなたに代わって答えを出してくれるHow to本ではないが、あなたが自分で考える手助けをしてくれる筈。
<br>自らが参画するプロジェクト、その成功は?<br><br>対場によって目指すゴールにギャップを感じ、プロジェクトマネジメントの難しさに直面された方も多いことと思います。<br><br>この本で語られる「アジャイルプロジェクトマネジメント(Agile Project Management)」とは、競争力のある製品により「変化を作り出す」こと<br>チームで「変化に対応する」ことこの両者が一体となり、「変化を味方につける」新しいマネジメントの考え方である<br> と示されています。<br><br>実際に読まれて「なんだ。自分の判断は正しかった。」と感じる方も多いのではないでしょうか?<br><br>実は(生意気かもしれませんが)私も「やはり、間違っていなかった!」と感じた一人です。<br><br>もちろん、新たに学ぶことも多く、よい意味で考えさせられました。<br><br>ここで解説されるアプローチは、日本の現場にとても親和性のあるアプローチです。<br><br>チーム作りのポイント「や「毎日のミーティングでリズムを作る」効き目のある「意思決定の枠組み作り」など、<br>今すぐにでも実践できそうな考え方や行動のポイントがわかりやすく書かれています。<br><br>また、事例も多く盛り込まれています。<br><br>加えて、付録の「アジャイルプロジェクトマネジメント(APM)の体系」に本書籍内の関連ページが記載されて使いやすさを増しています。<br><br>プロジェクトのゴールに発注者、ユーザーの笑顔が見える。<br><br>チームのメンバーがプロジェクトを通して成長できる。<br><p>そんなゴールを目指す方々(ソフトウェアの開発者や、様々な業種のプロジェクトマネジャー)にお薦めの一冊です。 <br>