日常の生活で他人が困っている時にその人のお役に立てた時の満足感と幸福感を思い出した、それが魂(真我)の喜びなのですね、足元からどのように小さい事でも大きく広げる事が出来そうな気が致します。
「悟りの哲学」のタイトルどおり、「悟り」とはなにかということを書いている。
<br />幼いころの著者の気の体験から、また12歳で経験した友達の死を通して「私は誰なのか」
<br />ということを追求し修行した結果、すべては「ひとつ」また「真の愛」なのだということを悟った。そして誰でもそれを「悟る」ことができるとも言っている。
<br />「悟った」人間が1億人以上になれば人類は新しい意識の世界へを選択できる。
<br />悟ったら実践していく責任があるのだ。
<br />著者の深くそして熱い人類の未来への希望と愛が伝わってくる。
“悟り”というと、自分の日常生活とは“遙かかけ離れたもの”という感覚があったが、この本を読み“悟り”というものが、
<br />もっと身近に感じられるようになった。
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<br />“誰でも悟ることができる”という帯に惹かれたが、本文には「悟らなければならない」と、あった。確かに今の競争社会に
<br />ピリオドを打つためにも、一人一人が悟る必要があるのだろう。
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<br />文章が簡単で、さらっと読んでしまった。けれど、書いてある内容は深いものだった。“ほんもの”というのは、やっぱり
<br />シンプルなんだ、というのが率直な感想。ただし、シンプルだからこそ“やり続ける”ことが難しいのだろうなぁ、という気がした。
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<br />何度も読み返して、初めて読んだ時の感動を忘れないようにしたい。