うさこちゃんの本は何冊も持っていますが、2人の娘が特にお気に入りなのが、「はじめてであう絵本」シリーズの8冊です。うさこちゃんが生まれたときの、黄色の背景に赤いワンピースの鮮烈な絵、それと挨拶をする牛のインパクトのある絵。下の娘(1歳)は特に牛の挨拶のシーンを見ると、ニコニコします。
<br />鮮やかな赤、青、緑、黄といった原色、シンプルなストーリーと、そのストーリーにピッタリのシンプルな画が子供の興味を引くのだと思います。大人も一緒に不思議な魅力の絵を楽しむことができます。独自の感性で、今までにないような鮮やかな絵本の世界を創造したい、というような作者の気持ち・意欲が伝わってくるような気がする作品です。
懐かしい!そしてこの絵本は永遠です。白い耳の長いうさぎ。ただそれだけで微笑ましい。そしてその白いウサギの輪郭をくっきりと浮かびあがらせる黒い線、そしてバックの鮮やかな青や赤の色彩のやわらかさ暖かさ。素晴らしい絵本。描かれたその瞬間から、目の中に踊りこんでくるシンプルで力づよい絵です。
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<br />こどものいない家にこどもが生まれる。待ち望んでいた赤ちゃん。全ての人々に望まれて生まれる。友人縁者すべての人々に祝福されて生まれる。これ以上のことがあるでしょうか?ミフィーは愛される子供の代表です。両親の愛に応え、両親に愛されるべく生まれた子供です。
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<br />あ〜、私もうさこちゃんのついた定期入もってました。大学生でした?本当に可愛らしい絵でした。大好きな絵本です。
ディック・ブルーナのキャラクターはミッフィーに限らず、非常に単純で、幾何学的なラインで構成されています。ラインで構成された幾何学的なパターンにはそれぞれ単色が割り当てられます。それは背景についても同様です。
<br />ほとんど標識並みに切り詰められた表現なのですが、キャラクターの性格、気分まで表現されています。
<br />ほとんど禁欲的な単純さへのこだわりが感じられます。それでいながら、可愛さまで表現できてしまうのがディック・ブルーナのすごさです。