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しろいうさぎとくろいうさぎ ( ガース・ウイリアムズ まつおか きょうこ )

 この本は、日本名では「しろいうさぎとくろいうさぎ」というタイトルなっているが、原著(英語版) <br />では「The Rabbits' Wedding 」というタイトルである。 <br /> <br /> 内容は、英語版のタイトルからもわかるように、しろいうさぎさんとくろいうさぎさんが、結婚する <br />お話であり2匹が仲良く末永く暮らすとお話です。 <br />  <br /> わたしは、この絵本の内容を知ったときに、なんて素敵なおはなしなんだろうと思いました。その <br />ときから、知人が結婚する際に、この2匹のしろいうさぎさんとくろいうさぎさんにあやかって、末 <br />永く幸せになってほしい思い、結婚祝いとしてプレゼントすることにしている1冊です。

この絵本は、【愛】について描かれていると思うのですが <br />凄く奥深く・・・・・ひとことでは言い表せないです。 <br />息子には そんなことは まだまだわからないと思うけれど <br />みえるところがあるらしく <br />お花畑のたんぽぽ・仲間から祝福される場面にくぎづけです。 <br />胸がキュンとなるような・・・若かりし頃を思い出しました。 <br />子供も いつかそういう気持ちをもつときがくるんだろうな。 <br />絵がとても綺麗で大人も楽しめる絵本だと思います。 <br />

わたしと主人が両方、昔からだいすきだった絵本です。子供のときからすごく好きだったのですがその割にあんなに情緒面で内容の濃いお話だった覚えはなく、単純にウサギがかわいい。と思っていたのを覚えています。10年ほど前もういちど本を読み、あーこれは昔かわいいと思った本だ、と思う程度で読んでみて白いウサギと黒いウサギの考え方の違いが、恋愛のときの男女の2人の考え方の違いによく似ているな、とその時思いました。どちらが男で、というのはそれぞれ違うと思いますが、悲観的なほうと楽観的なほう、という違いが皆あるのではないでしょうか?子供にはよく読んでとせがまれますが、多分この感情にピンとはこないと思います。それでいいのだな、年齢によって捉え方、感じ方も様々なのだなとおもった1冊でした。絵は細かなところまで非常に丁寧で美しいです。

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しろいうさぎとくろいうさぎ<blockquote>しろいうさぎと くろいうさぎ、二ひきのちいさなうさぎが、ひろい もりのなかに、すんでいました。 <br>まいあさ、二ひきは、ねどこからはねおきて、いちにちじゅう、いっしょに たのしくあそびました。 <br>でもあるとき、くろいうさぎは、とてもかなしそうなかおをしました。</blockquote> <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;森のなかに暮らす小さなうさぎたちが真実の愛を見つけるまでを、素直な文章と見事なイラストで描いた小さなラブストーリー。くろいうさぎの悲しい顔、しろいうさぎのびっくりした顔など、表情豊かに描かれた絵が、この小さな物語が持つ「真(まこと)なるもの」をさらに高めている。うさぎの毛1本1本まで丁寧に描きこまれた精巧なデッサンとピュアなメッセージが融合した本。世界中の人々に愛され続ける、時代と国境を超えたベストセラーである。原題は『The Rabbits' Wedding』。(松本肇子)
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