ことばあそびうた みんなこんな本を読んできた ことばあそびうた
 
 
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ことばあそびうた ( 谷川 俊太郎 瀬川 康男 )

保育園に通っていたころ、 <br />先生に薦められて読んではまったのがこれ。 <br /> <br />谷川俊太郎さんの本だということは <br />さいきん、知りました。 <br /> <br />あまりに好きで楽しくて・・・ <br />ことばあそびの楽しさに目覚めた一冊です。 <br /> <br />それ以後、女性と話すときに <br />言葉で遊んでるみたいと言われることがありますが、 <br />この本の影響を受けているからでしょう。 <br /> <br />この本を慎重に読めば、 <br />生涯、女性を口説くのに苦労しないのかな(笑)。

 日本語の美しさ、不可思議さ、幻想性を知りたいと思う人がいたとしたら 本作は その人に何事かを示唆するものがあると確信している。<p> 谷川俊太郎の言葉の魔術に加え 絵が素晴らしい。懐かしくて 古くて 新しくて 、なんとも言いがたい味わいの絵が とぼとぼとした手書きの詩に添えられていて 誠に陶然とする。言うまでも無く 子供以上に 大人が見ていて 楽しい。<p> それにしても絵本=言葉と絵のコラボレーションの力を ひしひしと感じさせるところが 本書の凄みである。<p> <p> 

装丁からして大人びた絵本である。<br>サイズは小さいけれど、中身はとっても豊かな本である。<br>作者の妙技があってこそ、こんなに言葉の持つ音の楽しさ、意味の楽しさを満喫できるのだと、大人になった今ならわかる。<br>意味を重ねる楽しみは幼いときには難しくても、軽快な音の楽しみはきっと年齢に関係ない。<br>声に出して読んでみたら、小さなお子さんにも楽しんでもらえると思う。

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ことばあそびうた&nbsp;「ののはな」「かっぱ」「うそつききつつき」「うとてとこ」など軽快でおもしろい「ことばあそびうた」が15編収められた絵本。1973年の出版以来、多くの子どもたちに愛されてきた1冊で、続編として『ことばあそびうた また』がある。 <blockquote>はなののののはな はなのななあに なずななのはな なもないのばな <p>かっぱかっぱらった かっぱらっぱかっぱらった とってちってた <br>かっぱなっぱかった かっぱなっぱいっぱかった かってきってくった</blockquote> <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;このひらがなだけで書かれた「ことばあそびうた」のおもしろさは、声にだしてこそ。「ことばあそび」を覚えはじめるくらいの子どもになったなら、きっと何も言わずとも声にだして大騒ぎをするだろう。声の高さを変えて、リズムを変えて、いろいろな方法で楽しみたい。瀬川康男による絵も、谷川俊太郎の詩の世界をより深く私たちに感じ取らせてくれる。子どもだけでなく、大人も一緒になって日本語の美しい響きを楽しんでみたくなる。(小山由絵)
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