私が子供の頃、サンタさんは別格の神秘的な存在。
<br />成長と共に現実を知った時には夢が途切れて空しい感じがした。
<br />当時の私がこのサンタさんを知っていたら「サンタと言う職業を持ったおじいさん」がいる、として理解できたかもしれない。
<br />いろんなサンタがいていい。人が想像するサンタはそれぞれ・・・。
<br />この本のサンタさんは文句をいい、お酒も飲むけど不思議に憎めない存在。それは案外近くにいるおじいちゃんに似ていたりするせいなのかも。
<br />年少さんの息子のクラスでは先生が子供たちにこの絵本をよんでいます。本人がこの本をとても欲しがったので購入しました。
<br />自分で読んで、コマ割の絵を楽しんで毎日見ていますよ!
<br />全部の方がこのサンタさんを好きかどうかはなんとも言えなかった
<br />ので星4個です。私の中では5個!!
クリスマスのサンタさんの一日を、コマ割にして描いてあって、ぶつくさ文句を言うサンタクロースが何とも言えない味を出していて良かったです。
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<br />まず朝起きるところから始まって、サンタさんのお仕事のプレゼント配り、そして夜ベッドに潜り込むまでの一日が描かれています!
<br />台詞は少ないけど、たまに入る台詞が絶妙☆
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<br />私の中のサンタさんのイメージは、「ふぉふぉふぉ」といつも笑っていて、おおらかな感じ。でもこの本のように、 気むずかし屋な、普通のその辺にいるおじいさんみたいなサンタクロースも、親しみがわいていいなと思いました♪
<br />何とも言えない愛嬌があるんですよね。
うちにあるのは知人からいただいた洋書版なのですが、<br>ブーブーいいながらも「仕事に」励むサンタクロースの様子が<br>面白く、クリスマスが近くなると何度も読み返します。<br>せりふがほとんどないのでムスメに「これは何をしているの?」<br>「どうして怒ってんの?」と質問攻めにあいますが、お茶を入れたり<br>ご飯を作ったりするサンタさんの人間臭い感じがとても新鮮な様です。