バーバラ・クーニーの絵に惹かれて購入しました。
<br /> 森のはずれのちいさなもみのきが、男の人に掘り起こされて、足の悪い男の子の力になるために 男の子の家へ運ばれていきます。もみのきはクリスマスツリーになったのです。春になるともみのきは、また森のはずれに帰えされて大きくなっていきます。ところが、ある年、もみのきが、まってもまっても男の人はあらわれませんでした・・・。
<br />
<br /> ちいさなもみのきの気持ちがじーんと心にしみ込んできます。クリスマスに誰かにプレゼントしたくなる本です。いつもページをくるたびに『生きること』がどういうことであるかがよくわかり、(とてもシンプルに子どもにもよく分かるように描かれていてるので)勇気づけられます。
<br /> 子どもたちがクリスマスキャロルを歌う場面には楽譜ものっていて、一緒に歌うことができます。
3歳半の甥がいます。<br>妹(その子の母親)によると、近所の図書館で<br>この本を借りては、「もっと読んで、もっと読んで」<br>と言うので、何度も貸し出し期間の延長してもらっていると<br>いうことでした。<br>何でも絵本の中に、いくつも楽譜が出てくるそうで、<br>一度歌って聴かせたら、大好きになって、<br>楽譜のページを開いては、いつも歌っているそうです。<p>あんまり気に入っているので、あちこち<br>書店を探したけれど、地方在住なので見つけられなかった<br>とのこと。<br>こちらで販売されていることを知ったので、<br>私から彼に贈りたいと思います。<br>最近、少年による、凄惨な事件が相次いでいます。<br>甥には、「イチローにも松井にもならなくていいから、<br>心優しい好青年に育ってほしい」<p>そう�!��つも心から願っています。<br>読書を通して、清らかで優しい心、歌やお話を愛する心を、<br>素直に伸ばしていってほしいです。
この本はくもんの推薦図書に入っていたので買ってみました。小さなもみの木と足が悪く一度も森へ行ったことのない男の子の心通う、クリスマスの絵本です。絵も不思議なくらい優しくてあたたかい気持ちにさせてくれます。文章との違和感もなく、とっても読みやすくて何度も親子で読みました。よかったですよー。