この本は、福音館の0.1.2の創刊号でした。
<br />内容的にも素晴らしく、日本の絵本界を引っ張ってきた、福音館が
<br />力を入れた創刊号である事がひしひしと伝わってきます。
<br />また、読み聞かせをしていて、幼児教育のクラスでは、お助け本になっています。
<br />0歳の子も鮮やかな色には惹かれますし、
<br />それ以上の子達も、でてこいでてこいの言葉のリズムや、
<br />予想された生き物が出てきたときのうきうき感が気に入っているようです。
<br />この本は本当に小さいお子さんの創造性を大いに刺激するようです。
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鮮やかな色彩・シンプルな絵・でも大胆な構図。本当に動物が飛び出してきているような絵に、親も魅かれてまた読み返したくなります。「でてこいでてこい」と、言葉の繰り返しも子供にとっては楽しく親しみがあるようです。 動物の鳴き声を親子で真似しながら楽しく読んでいます。
と一緒に考えながら楽しめる絵本だと思います。<br>何度も繰り返すと子どもの方が先に次の動物が待ちきれない様子。<p>色紙に向かって「出て来い出て来い」と呪文のように読むと<br>擬音とともに小津物が飛び出してきます。<br>その動物も身近で親しみやすいものばかり・・・・<p>10ヶ月ごろから読んで聞かせています。そして今4歳の息子は1歳の下の子に見せてあげています。<p>大きさもパー次数も、紙の質も小さい子にはぴったり。<br>長く楽しめる1冊です。