海外の従姉妹に子供が生まれ、そのお祝いを考えあぐねていたが、自分が子供の頃から現在に至るまで大好きだった『ぐりとぐら』はどうだろう、と探してみたら、ちゃんと幼児向けの本が出来ていた!
<br />日本語圏ではないところで生まれた新生児、母親もひらがなが読める程度なので、両方が楽しめる事を願おう。
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<br />『ぐりとぐら』の方は、子供の頃、といっても恐らく母の記憶によれば3歳前後あたり(字を覚えるのがわりと早かった為)、自分一人で読んで楽しんでいたそうだ。
<br />特に絵と歌えるような節まわしが楽しかったことを覚えている。
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<br />それにしても、最近の絵本の字体は…味気ないゴシック一辺倒。
<br />むかしの『暮らしの手帳』〜とまではいかなくても、きれいな手書きの字や、ちゃんとヒゲのある明朝体字の絵本がもっとあっても良いと思う。
<br />今回、幼児向け絵本を見回っていて、一番気になったのがこれだった。
<br />そして、ちゃんと字体にも味があった幼児向け絵本は、これだけだった。
2歳の息子は、読み始めると食い入るように見ますが、まだ内容を理解していないみたいです。でも読み側のリズムによって楽しめる本です。絵も優しく小さい絵本なので、おでかけかばんに入れておくのも良いですよ。
ちょうどCDくらいの大きさ(横は2センチ弱短い!)なので持ち運びには最適です。さらに、よくある「あいうえお」の本は、『あ・・・あのつくことば』の紹介のみですが、これは「あかさたな・・・」の行別に文章になっていて、読み聞かせも楽しめます。登場するのも動物や植物が中心で、こどもの興味も外に広がってくれそう。言葉の習得目的だけでなく、単なる絵本としてもおすすめです。