うちの6歳の娘が毎日自分に郵便物が来ないかなと確認してはがっかりしていました。幼児にはめったに郵便がくるわけありませんから。誕生日プレゼントにこの本をあげたら毎日開けては封筒から一つ一つ出して読んで入れてのくり返し。あげて良かったと思いました。それぞれの作者の絵の特徴が出ているし福音館の絵本を読んだことが無くても十分楽しめます。
「こどものとも」の絵本を沢山読んでいる子どもなら、絶対大好きになるはず。
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<br />たろうくん、あさえちゃん、ぐりとぐらからお手紙が届くなんて!もうすぐ3歳になる娘もウキウキしながら何度も手紙を取り出しながら読んでいます。
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<br />また、最後のページに、絵本にでてくるキャラクターが沢山集まった広場のポスターが載っているのですが、そこから自分の読んだことのある絵本の登場人物を「宝探し」みたいに探すのがとても楽しいようです。
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<br />「おふろやさん」に出てくるおじいちゃんが子ども達を怒っている絵を見つけた時、娘の瞳はもうキラキラと輝いていました。
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<br />しかし、ポスターもお手紙もフツウの紙で出来ているので、すぐやぶけてしまいます。もう少し丈夫な作りになっていればなお良かったと思います。
「なんだかおもしろそう」そう思ったのは小さいころ「こどものとも」シリーズの絵本がお気に入りだった私です。でも、家に買って帰るとはまったのは3歳の娘です。「ねえママ、おてがみよもう!」と言っては本を持ってきて、お手紙を出したり入れたり。封筒の切手も気になるみたい。「今度は誰の手紙かなあ?」とか「この本持ってるよね。」といいながらうれしそうに読んでいます。最近ひらがなが読めるようになったので一語一語つまりつまりですが声に出して読むのです。これにはびっくり!お手紙ってうれしいものなんだなあ。