一応illustrationをわがままに書かせていただいている、
<br />いぜんには筋肉ポーズシャドウという本や人あるいは師という
<br />方から教わった時があるが、人物画ほどむずかしい材料はない。
<br />
<br /> わたしは挫折して、まったく自分の感性とひらめくような
<br />タッチをつかいそこそこの方に指示されて、それでも生意気に
<br />やりたい時にしか描かない。
<br />
<br /> そんな挫折も何もないまっさらな気持ちを自身にもってきて、本にむかうと
<br />またういういしい気持ちがひねた体のどこかにのこっているのに
<br />気づかされうれしくなった。
<br />
<br /> そんな感じのほんです。ぜひ、皆様にも見て読んで感覚を
<br />ほそい線はなんなのかなんて、難しいことは抜きにして。
<br />読んでみていただきたい一冊です!!
この本が初心者向けとされている本当の理由というか根拠は、
<br />
<br />まともな絵を描くのに必要最低限な基本的な知識とか情報が
<br />分かりやすく、論理的に偏りなく各分野網羅されている
<br />
<br />という所にあって、決してその表面上の
<br />「言い回し」や「教え方」がやさしいから初心者向けとか、
<br />そういうのではないと思います。
<br />全ての技法書に言える事ですが
<br />本という教材の内容を理解して吸収するのはあくまで自分であって
<br />「何でも分かりやすく教えてくれる気の良い先生」ではないワケです。
<br />
<br />
<br />他の方も書かれていますが、個人的に
<br />全くの初心者向けというよりは
<br />「写真の模写がそこそこ出来るようになったけど、何も無い所から想像だけで描くのは無理・・・」
<br />というような段階の方へ、
<br />その状態から抜け出す足がかりになる1冊だと思っています。
<br />
<br />
<br />蛇足ですが、そういう状態まで達していない人には
<br />この本の前に「右脳で描け」の考え方に触れてみる事をオススメします。
はじめに言っておきますが、この本はタイトルに「やさしい」と書かれているからと言って、内容が「易しい」などという事は決してありません。初心者へのオススメ度はマイナス5です。どんなに強力な剣も、生半可なウデには重荷にしかならないのと同じです。
<br />これから絵を学ぼうという人間にこの本の内容は難しすぎるし、趣味で気楽に描きたい人間にはおせっかいすぎると思います。「萌え〜」とか言いつつ美少女を描きたい人にとって、8頭身のムキムキアメリカ人から学び始めるのはあまりに酷というものでしょう。
<br />しかしプロを目指していて、どんなに回り道しても上手くなりたいという人には最強の武器になる筈です。そして「優しい」作者の心を感じとる事もできるでしょう。
<br />ちなみにプロの絵描きの方で、この本をバイブルと呼ぶ人は少なくないようです。