本書は特別に自己否定感の強い人、どうしても自分を好きになれない人が読む分には非常にためになると思います。ただ、自己否定感がそれほど無い方にとってはごく当たり前の内容に思えるのではないでしょうか。正直僕は読んでいて、ほとんどがごく普通の人生観を述べているとしか感じませんでした。部分的にハッと開眼させられるような言葉はいくつかありましたが…
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<br />ダイアーの著作は面白いものが多くて好きなのですが、本書は著作一作目ということもあり、あまり大胆な事を書かなかったのでしょうか?僕は文庫で出ているものでは「もっと大きく、自分の人生!」が一番バランスが良く、多くの人にとって有益だと思います。
要するに,物事を前向きに考えられるように,具体例を羅列しながら書き進めている本です。<br>考え方はそれなりに合理的です。<br>難解な部分は全くないので,すぐ読める本です。<br>古本屋にもよく置いてある本なので,1度読んでみても損ではないでしょう。
何か著者が考案した特別な考え方が述べられている様な雰囲気を出している内容だが、実は心理学で良く出てくる「イラショナル・ビリーフ(非合理的な思いこみ)」の事が全編にわたって書かれている。既にイラショナル・ビリーフの事を知っている人には、この本を読む必要はない。