ロジックで正しいことを選択したとしても、それを組織内部や外部に推進するためにはロジックだけでは人は動かないと言う現実に突き当たる。そのときに物語力がロジックを補完する重要な要素になり得るというのは本当だと思う。
<br />そのためのノウハウ本としては良く書けている。
<br />しかし、なによりも惜しむらくは5章くらいまでのっぺりとしたノウハウ本のように書かれていて、肝心のこの本自体が物語力を生かした説得力のある書かれ方をしていない。そのため内容は良いが説得力が不足してしまっている。
<br />6章まで辿り着くと物語力に何ができるかが示され報われるのだが、そこまでに本を置いてしまう読者も少なくないだろうと思う。
人をきちんと説得する場合、論理が大切であることは否定でき
<br />ないと思う。ただし、著者が主張するように「論理」だけで人を
<br />動かせると思うと、うまくゆかない場合が多い。
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<br /> 本書は、「物語」という表現手法を用いて、相手の共感、感情
<br />移入を導き出す手法について述べられている。考え方、手法、
<br />ビジネスへの応用についてノウハウを丁寧に解説したもので、と
<br />ても読みやすい。そして、本書自体が「物語力」を高めたいという
<br />願望を持った読者が、その希望をかなえるようになれるまでの
<br />「物語」になっている。好著だと思いました。
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最高の本。
<br />この半年くらいで最高の一冊であった。
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<br />経営者の友達から紹介されて読みました。
<br />題名がちょっとパワフル自己啓発系なので、ありきたりの本の感じがしますが、中身はぜんぜん違います。
<br />いままで私が疑問に感じていたものをすごくよくわからせてくれます。
<br />いままでロジカルシンキング系の本を読んだり、提案するためにいろいろと思考錯誤してたのです。
<br />でも、どうも相手に伝わらない。
<br />そこで、シナリオストーリーの本などもかなりの数を読みましたが、なかなか自分に活かせませんでした。
<br />ところが、「物語力」で〜の本はそのところをずっばと、説明&例をあげてくれています。
<br />例を読んでいると、普通に涙がこみあげてきました。
<br />利きますよこれは。