自分は毎日、朝起きて、トイレ、洗面、朝食、出勤、帰宅、夕食、風呂、など、当然と考えていたことが、世界では違う。家がないのだ。食料がないのだ。水がないのだ。当たり前と思ったことが、実は違う。ものすごく恵まれていることに気づく。生きるということが、人間関係がものすごくつらく悩ましいものと思う時、この本は、ちょうど50年前の日本を思い起こさせるような気がします。家にいることだけでもラッキーな時代。まあ、今の生存の意味を改めて問い直すには絶好の良書かも。よく世界一とか何とかいいますけど、そんな言葉を吹っ飛ばす一書でもあります。生活レベルを改善しないで何が世界一なのか、もう一度問い直したい。
とてもわかりやすい例が多く、子供向けと言えよう。
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<br />気をつけないといけないのは、この手の本を大人が読むと
<br />デメリットとして
<br />暗くなってしまうことと、罪悪感を持ってしまうことと
<br />思想が左寄りになってしまうことがある。
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<br />例えば肉を食うことについて罪悪感を持つ必要はない。
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<br />まずは出来ることから始めればよい。
<br />竹本淳一
世界を見る目が変わり、自分が、日本が、
<br />いかに恵まれた存在かがわかります。
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<br />日本人で、自殺する人とかって、実は、想像を絶するぐらい
<br />恵まれた生活してるんですよね、世界的にみたら。。。
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<br />だいたい、日本で生活していたら、アルバイトしていようが、
<br />刑務所に入っていようが、浮浪者をしていようが、
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<br />世界最高水準の暮らしができているんですよね。
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<br />本当に、想像を絶するぐらい、豊かな国ですね、日本って。