表情豊かな彼らを描いた絵と共に、自然を愛し敬いながら暮らす中実感として生まれた気持ちが、数々の言葉によって伝わってきます。
<br />どなたかおっしゃってましたが、ぱっと開いた頁を毎日一箇所読む、という方法も大変良いと思いますし、また、完読後、何度読み返しても飽きずに、その時々に新しい思考を与えてくれる言葉たちです。
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私は寝る前や思いついた時にふと手にして開きます。どのページでもかまいません。何気なく開いた1ページをゆっくり読みます。ゆったりとそれでいて重く心にしみいります。 私が勝手に感じている事ですが、‘自然’というテーマに日本人もインディアンとの共通の接し方があったと思うのです。だから私の心の底に響くのかもしれません。ぜひ今の日本人に感じていただきたい本です。
<br />淡々とした言葉で語られていますが、自然と時間との一体感、脈打つ命の存在感を強く感じました。
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<br />この本について語るべき言葉が見つかりません。うまく表現できませんが、感情が揺さぶられ、心に強く響いてくるものがあります。
<br />読むというよりも、とにかく感じてみるのが良いと思います。
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<br />何度となく読んでいるのですが、読む時の自分の心の状態によって、さまざまに感じられます。
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<br />まさに珠玉の一冊です。
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<br />***私が気に入っている一節を、ご紹介させてください***
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<br /> たぶん、君自身になるってことは
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<br /> 泣き叫ぶ嵐の中に、君独りいるってことだ、
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<br /> そのとき君が求めるすべては
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<br /> 人の焚き火に手をかざすことだけ。
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<br />***なんて!静かで美しい言葉でしょう!***