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| 心に風が吹き、かかとに炎が燃えている―ターシャ・テューダーと家族が愛する詩
(
ターシャ・テューダー
内藤 里永子
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「人生は重き荷を負いて遠き道を行くが如し」と徳川家康公がおっしゃったそうですが、<br>まさにターシャ・テューダーの人生もそうだったようです。<br>その中で、ターシャとその家族が愛した詩が62編も入った本ということだったので<br>購入しました。<br>それに、タイトルの「心に風が吹き、かかとに炎が燃えている」というのだけでも感動しませんか?<br>中はカラーではありませんが、どの詩にもターシャの挿絵がついている素敵な1冊です。<br>当然、難解な詩ではなく、マザーグースやウィリアム・ブレイクなどの<br>ほのぼのとした優しい思いの詩が多いです。<br>ただ、詩って言葉の芸術のようなものだから、日本語訳だけでなく原文が載っていたら<br>もっとよかったな、と個人的には思いました。
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