著者には失礼を承知でいえば、本書を含めて著者らの本の内容は非常に薄い。この薄い内容で、出版できるものなのか‥と、ある種の驚きを覚えるくらいである。 しかし、エジプトもベトナムもポルトガルも、本書を読んだあとでは、以前にも増して「行ってみたい」いう気持ちが募っている。
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<br />本の価値とは、その内容の濃さや量で決まるのではない‥と教えてくれた著者ら。本書の内容のあまりの薄さに、高密度な情報を渇望する多忙な人は、怒りすら覚えるかもしれず、その意味で誰にでも奨められる本ではないが、ポルトガルに行ってみたいと一度でも思ったことのある人は、すご〜く時間のある時に読んでみると良いかも。
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<br />私は著者らの一連の本、なんとなく好きである。
著者の著書の中で初めて読んだ本ですがなんとも気の抜けたイラストや文字、レイアウトなどなど会社でのストレスが薄れます。
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<br />気候の良い季節の休日、お昼ご飯の後にの〜んびり、このままうとうと寝てしまうか〜というような心地良さに包まれる1冊です。
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<br />のどかでもあり、笑いもかなりあり!
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著者が発する『k・m・p』 =『金・儲け・プロジェクト』により行けちゃった海外旅行記です。
<br />わたしは、気になる国の一つだけに、このポルトガル編が好き。
<br />いつか長期で行きたいですね。
<br />ほかにもエジプト編・ベトナム編があります。著者の二人は、エジプト好きだそうですよ。
<br />どれも、その日の体験びっしりで、飾りの無い話がとてもリアル。
<br />絵で見るインパクトと、独特の文章。
<br />楽しい読み物と言うだけでなく、実際に出かけたときに役立つでしょうね。
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