4巻は、3巻の後編です。やっと、ハデにバトルが展開されました。今回は、悠ニや、佐藤・田中の下僕たち(^^)が頑張って、ご主人様たちの役に立ってましたね。気色悪いだけだった、妹ティリエルが兄に尽くし尽くしてて、結構見なおしました。その点、兄ソラトはただのバカ餓鬼でしたね。やはり、恋する女の子は強いってことでしょうか...
ついに激突するシャナvsソラト・ティリエル。“存在の力”を無尽蔵に使い、強力な攻撃を次々仕掛ける兄妹に、果たしてシャナが勝つ術はあるのか? そしてシャナの役に立ちたいと願う悠二の葛藤。闘志を失い、力を出せずに“千変”シュドナイになす術もなく翻弄されるマージョリー……
<br />本巻ではほぼ全編にわたって、都市を縦横無尽に駆け回る大バトルが展開され、息をつかせない。それでも、戦いの中における敵味方双方のドラマや心境を、丹念に織り込んでゆく手腕はさすが。
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<br />また、悠二とシャナの距離が縮まり、これまでにも増してシャナのツンデレぶりが発揮されるのも心憎い。ラストの展開にはちょっと、いやかなりドキドキしちゃってみたり…
<br />「悠二はあたしと一緒にいるほうが、絶対いいんだから!」
<br />には萌えること間違いなし(笑)
激しく暴れ回ります。<br>キャラクターの成長もばっちり書かれてます。<p>個人的には3巻のまどろみも好きなのですけど、ハラハラドキドキな4巻もやっぱり重要。ほとんど学園ストーリーじゃないですけど。