この作家さんの作品を読むのはこれが初めてなんですが、
<br />う〜ん…
<br />すごいな…
<br />なんでこんな面白い漫画描けるんだろう…?
<br />
<br />ほのぼのした雰囲気もギャグの呼吸もキャラクターの造形もすばらしい。
<br />でも本当は、この作品の良さは個々の要素に還元できないものだと思います。
<br />こんな現実があったらいいなと思えるような愛すべき世界が、作り手の意図からさえ独立しているかのように確固としてそこにある。読者は自分が読者であることも忘れてその世界に同化し、ただもう楽しめる。それがこの作品のすばらしさではないでしょうか。
<br />
<br />自分がよつばのとーちゃんだったらよかったのになー
<br />うちのお隣りに風香ちゃんが住んでたらよかったのになー
<br />などと思ってしまいました。
あずまんが大王で笑えた人はおもしろいと感じると思います。
<br />あずまきよひこの作品は、理解できる人とそうでない人の二種類にわかれるので、
<br />ぎゃぐまんがの好きな人でも面白くないと感じるかもしれません。
<br />個人的にはまあまあな作品なのでわないかと思い、星3つにしました。
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凄い子供を観察してるのか、自分の実体験なのか。両方なんでしょうけど。
<br />一番驚いたのが「鳥避け風船」にビビるよつば。
<br />何を隠そう自分も子供の頃からあの風船怖いんです(いい歳のおっさんなんですが)
<br />人に言った事も無いので、あの話読んだときは
<br />「俺のほかにもこの気持ち分かる人いるんだ!」と嬉しく(?)なりました。
<br />
<br />あと帯に書かれているキャッチがいつもイイ感じ。
<br />折り返し部分のあずまんが大王の宣伝文句
<br />「うっかり笑った人だけ面白い、大した事ない話題作」ってのもイイ。