最初は、ユニークなタイトルとイラストの綺麗さで買ったこのシリーズですが、気づけばすっかりハマッてしまいました。本の帯にはラブコメと書かれていますが、コメディーの要素が多いと思います。その独特なギャグセンスに思わず声を出して笑ってしまいました。星が四つなのは、個人的に二巻の方が面白かったからです。しかしながら、予想不可能な話にはグイッと引き込まれます。買おうかどうか悩んでいる人は、チラッとでも良いので、一度読んでみることをオススメします。
3巻では大河と竜児の関係に変化があるわけでもないんですが、ラブコメが好きな人には今後の結末がわかってしまう展開で、お互いの親友が好きって設定があまり活かされてないような……
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<br />読み直してみると実乃梨が竜児を気にし出す場面があるんですが、実乃梨が好きな人にはツライ展開になるんだろうなぁ〜
<br />それでも読んでみると続きが気になってしまうの作品のひとつです。
2巻の最後、修羅場からどう続くのかと思えば、ずっと不機嫌な手乗りタイガーという展開。
<br />お互い片思いがいる状態からどうやって持っていくのかと思っていただけに、徐々に意識していく二人がなかなか自然でした。
<br /> それでもやっぱり手乗りタイガーは今回も強烈で凶悪、最後の水泳バトルは必見。
<br /> 若干、竜児が可愛そうだったけど、最後の絶叫で報われた感がありますね。
<br /> お互い、自分の気持ちの落しどころを無理矢理見つけてるけど、もう一押しといったところ。
<br />次回ぐらいでケリをつけて、すっぱり終わるのがいいかなぁ。