Vol.3は三部作で構成されており、冒険編はその完結編。FF11入門のコミュニケーション編、エリア案内の世界編、攻略&プレイシステム情報満載の冒険編。用途で購入できる点もさることながら、全てを揃えても他社書籍にはないバリューが楽しめる。そしてこの冒険編は三部作の中でもダントツの情報量を誇る。他社であれば多分複数冊発売する程の情報密度であり、この価格でのお得感は非常に高いと言える。
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<br />FF11サービス開始当初からプレイしている人でも、クエや全ミッション、認知度のない要素などを洩れなく遊びきっている人は実際とても少ない。記載されている内容のほとんどを熟知しているプレイヤーはまずいないであろう。冒険編は初心者には冒険の指針を、熟練者にはやり残してきた多くのものを明確に示してくれる。今までぼんやり知っていた情報を目で読んで確認できる点は、とても有効であり、時には新鮮に感じることができた。また過去の旅団本と同じに見える事項も、度重なるバージョンアップを踏まえた最新情報であり、旅団関係者には頭が下がる思いだ。
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<br />冒険編だけではないのだが、旅団本のスタンスは初心者から熟練者まで、どの対象にも情報が平等に網羅されている印象が強い。攻略においても、プレイスタイルを限定させない配慮も見られ、FF11で必要な要素である「自分だけの楽しみ方」を探しやすい。
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<br />また4コマを筆頭に旅団らしさは健在。どの事項も非常に好感が持て、彼らの挙動を楽しんでいる自分がいる事に気付く。長い旅団の歴史を経て、今や彼らと共にFF11を歩んでいるに等しい。この感覚は既に他社が真似ができない領域に成長している。攻略本としては優秀であり、さらに魅力満載の付加要素も楽しめる、FF11書籍の中の金字塔と呼べるだろう。
あんまり電撃の攻略本っぽくありません。
<br />普通の攻略本です。おまけの四コマ漫画もいつもどおりの初心者向けで、内容自体が今までとループしている感があります。
<br />初期からやっていて今はバリバリのメリポorHNM狩りまくりだぜ!とか言う人ははっきりいって読むところがないです。(そもそも内容自体がクエ、ミッション主体なので)
<br />初心者の方にはいいのかもしれませんが、2000円はちょっと高いです。
<br />3冊分割で発売したためにこの本だけでは情報が不十分な箇所(敵の詳細、ジョブ育成、マップ)があったり、3冊そろえると約6000円だったりとかなりきついものだと思います。
<br />今だにVol1、2は攻略以外を楽しく読んでいますが、Vol3は全部そろえていますが、攻略本としてしか機能していません・・・
<br />攻略本として欲しいのならばそんなに不満は出ませんが、いかんせん電撃の攻略本ということで、それ以外に期待して興味のある方は多いと思います。
<br />そういった方に対してはちょっとお勧めはできませんね。かくいう私もそれを期待して買っただけに満足できなかったです。
<br />攻略本としての機能は果たしているので3点
FF11攻略関係の本が色々な出版社から出ていますが、この「電撃の旅団」シリーズが1番のオススメです。冒険編ということもあって、クエスト&ミッションの情報量はかなりのもの。反面、合成などの情報はほとんど載っていませんが、それでも買ってよかったと思わせる内容です。読み物としても優秀!4コマ漫画の量も膨大でつぶしにもってこいです。ほとんどがカラーページなのも良い。
<br />データだけを漠然と並べただけの攻略本が多い中、この本の制作姿勢は賞賛に値する。他の出版社も見習って欲しいものです。