■「クリエィティブ」に
<br />「ディレクション」が必要な理由が、
<br />痛いほどわかる本。
<br />■この世界で成功している人の姿勢・視点を
<br />感じることができる現場からの金言が
<br />ちりばめられている。
<br />■単なるノウハウ本ではなく、
<br />先人の人間行動の感動面の輪郭を、
<br />効果的に辿ることができる編集姿勢が素晴らしい。
<br />■この本の表現方法自体が、
<br />すでに、この著者の才能とここに書かれていることの実用を示す
<br />一つの「傑作企画」の域である。
<br />■是非、この本の内容と、この本自体の企画を
<br />一人でも多くの、より日常生活を豊かに楽しみたいと思う
<br />人々に味わっていただきたいと思います。
<br />■企画が、特定の人々ではなく、今、ここを生きている
<br />すべての人にとって有用な「生きるための道具」であり、
<br />「生きる姿勢」と関わって、はじめて己がものとして結実することを
<br />感じとっていただけたらと思います。
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「企画稼業」と触れこんだだけのことはあって、アイディアひとつでメシを食っているクリエイターの人たちならではの「本気」が伝わってきました。やっぱ「アイディアのプロ」っているんだなと実感。とくに、それぞれの人がアイディアの考え方そのものについて語っているのには驚きました。
<br />広告業界の人たちが中心だけど、いわゆる業界用語はほとんど出てこなくて、一般向けにこなれた内容になっているのが好印象。でも、あたりさわりがないわけではなくて、言葉の端々には、業界モノ特有の人間味というか、職人っぽさがにおっています。本物のプロの話、という感じ。
<br />もっと仕事が煮詰まったときに読んだら、感じるものが違ったりするかもとも思いました。レベルとか、キャリアとか、モチベーションとかによっても、読み方が変わったりするかも。
この本に出てくる人の職業がほとんどがCMプランナなので、
<br />アイディアの出し方が似たりよったりの印象を受けた。
<br />もっと、経営コンサルや漫画家や弁護士など他業種の人々の
<br />仕事のアイディアを知りたかった。