深い内容の一冊。非常に重要なことが書かれています。
<br />ただ内容は少々難しいことも含まれており、本当に理解しようと思ったら気軽に読める本ではない。
<br />手本となる音源などもないので文章だけで理解する必要がある。流石にそれはしんどいので、
<br />同じ高田三郎氏の著書である「もっとうまく歌える本」(手本CD付き)とセットでトレーニングをすると効率が良い。
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<br />高音発声の理屈を知っているのと知らないのとでは天と地ほどの差がある。
<br />発声について正しい知識を得たいならば迷わず買いです。
自身バンドのボーカルとして活動しています、高音が欲しいのでこの本を読んでみました。この本は二部から構成されています。
<br />1.ボイトレの誤解を現在科学で検証する、著者の科学的理論に基づいたボイトレ理論の提唱
<br />2.著者提唱のボイトレ法解説
<br />およそ120Pあり、うち100Pが「1」にあたり、20Pが「2」にあたります。なおCDは付属していません。
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<br />CD無しなので「楽器有りor絶対音感有り」の方しかトレーニングは出来ません。またボイトレ法について丁寧に解説されていますが、字だけなのでわかりずらいです。
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<br />私はこの本だけでは高音開発は難しいなと思います。紹介されたボイトレ法を実践していますが、「正しいボイトレ」を行えているかわかりません。無意味な可能性もあります。この本読んで実践したら、高音が出ると思わないほうがいいでしょう。
<br />ただし、今までのボイトレの過ちなど理論的に検証しているので正しい発声についての知識は十分つくものと思われます。正しいボイトレの知識を得るには良い本かもしれません。
高い声で歌うということに標準を絞って<br>高い声の出るメカニズムから、トレーニング法まで<br>書かれています。<br>これを読んで正しいトレーニングを積めば<br>あなたの悩みは解決します。