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| なんちゃってアコースティック・ブルース―ギター・マガジン
(
打田 十紀夫
)
長年アコギをひいているものですが、フレームについて勉強して、やってみたいと考え、この本を購入しました。初心者にもむいていますし、いろいろなテクニックをみにつけることができ、中級者にも、かなりいい一冊です。CDを聞きながら練習できるので、これも、お得な練習方法で、おすすめです。
なんちゃって、というと、実はブルースではないがそれらしく聴こえる奏法、という印象を与えるが、内容的には立派なブルースだ。<br>普通のチューニングでも弾ける伴奏のパターンから始まって、スライドまで紹介している。わかりやすい譜面と、模範演奏CDがついているから、真似するのはそうむずかしくない。<p>そして、自分のギターからロバート・ジョンソンが聴こえてきたとき、思わずニヤッとしてしまうだろう。<br>ブライアン・ジョーンズがいたころのストーンズが好きな人にも、おすすめできる。ストーンズも時として直截なブルース・フィーリングを吐露していたが、あの雰囲気へは、この本で近づけると思う。<p>この本には、課題曲もないし、特定のギタリストの演奏を逐一採譜して分析することもない。有名なギタリストの持ち味をひとつのベースにした、12小節のパターン集とでもいったほうがよい。<br>ここで見聞きしたリックやテクニックをもとに、本物のブルースマンのプレイを盗んで、自分のブルース魂にみがきをかけていってほしいというのが著者の狙いであろう。<br>とくに、スライド・プレイは、謎の多い奏法だけに、この本で紹介されたパターンだけでも、私にとっての価値は、はかりしれないものがある。<br>フィンガーピッキングもときおり出てくるが、指がからまるような難しいのはない。<br>バンドのエレキの小ネタとしても応用できるのではないかと思う。
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