この本を見ながら実際に弾いてみて、付属のCDを聞いていると、自分の苦手箇所や自分の演奏スタイルがわかってきます。わたしは、腕が長いのでギターを弾くときは、どうしても低い位置でギターを構えないと弾きづらくてたまりません。
<br />肩もバキバキに凝ってしまいます。また、ギターもFireBirdなのでLPやストラトのようにはいきません。その為、本に書いてあるようなネックの握り方にはなりませんが、近い形で握ることを意識していると、以前よりスムーズに弾けるようになりました。これも、本を読んで自分のスタイルを見直したお陰です。もちろん、依然できない弾けないフレーズはありますが、この本を読み返すことで解決の糸口を見つけることができます。ギター初心者の方は、だまされたと思って、じっくり取り組んでください。だましませんから。
多くの人はお気に入りのギタリストのCDやビデオを参考に、我流でギターを弾いているのだろうと思います。私もその一人で、自分ではわからない「癖」がついていて、上手く引けるフレーズと、さっぱりなフレーズというものがありますが、その原因とか対策とかはイマイチつかみきれていません。この本は、弱点を系統立てて説明してくれるところが良く、それに従ってトレーニングをしていると、少し腕が上がったような気がします。
実際に弾いて練習する時に難しすぎず簡単すぎずといったレベルの譜で練習できるので、そこがいいかと。
<br />ほかの教則本とかは時々言ってることは分かるが、弾いて練習するときに練習譜が難しすぎて、そこで挫折してしまうという人もいると思います。
<br />この教則本は本当にだめな部分を矯正するための譜があるので挫折せずにゆっくりとフォーム等を直せます。