やはり、大久保の某有名中古楽器屋さんもバイブルにしてるぐらいの良い図書だと思います。レオ・フェンダーがどのようにストラトを生み出したか、ストラトの年代別のスペックの違い等、かなり細かく書いてありますが、なにせ５０年代、６０年代は記録も乏しかったり、製造方法で前後したりで一貫性がなかったりで、仕方の無いところもあります。個人的にはコンデンサーや半田材、線材についても少し教えて欲しかったかも。この本についてですが、同じ事柄を何度も繰り返したりで、突貫工事的（ムックってこんなんですか？）な感じもしますが、これ、二冊目ですよね？もう少し丁寧に作れたかもと思います。それを加味しても十分５つ星です。日本でこれ以上の本作れる人いませんよ。

ストラトキャスターの発売年代による特徴の変遷、構造、メンテの仕方など、写真入りでわかりやすく説明されている。比較的初心者向けのようにも思われるが、ストラト好きなら楽しめると思う。