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| テクノ/ロジカル/音楽論―シュトックハウゼンから音響派まで
(
佐々木 敦
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今日存在する、音響派・ノイズミュージック・サウンドアートなどを、
<br />歴史を踏まえ、その哲学的思想や手法などを詳細に解説しています。
<br />著者の個人的思想が強い点がありますが、とにかく良い書だと思います。
<br />テクノミュージックに飽き足らず、音響系に手を出してみたいが、何が良いのかわからない。手を出してみたが理解が出来ない。
<br />そのような方には、最高の教科書になることでしょう。
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<br />この書を皮切りに、あなたも広大なサウンドアートの世界に飛び込んでみては?
<br /> テクノイズ…の人間とテクノロジー、そこから派生するさまざまな音楽(ノイズ)との関係性をさらにアナログ→デジタルの流れの中で推し進めた感じです。
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<br /> 正直実際にコンピューターで音楽を作ったことある人以外には難しい内容かもしれませんが、シュトックハウゼンやクセナキスなどの現代音楽/電子音楽、メルツバウやオヴァルらのグリッチ/ノイズミュージックに興味のある方は一読の価値ありです。
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