女なんで今まで同性の写真集に興味が無かった。ただこの人に関してはどうしても知りたくて買った。色んな場所でその時の映画やドラマの髪型の名残を残しながら撮影されている。沖縄の場合は「僕たちの戦争」の時で物語の鍵になるミサンガをつけたまま写る。彼女は陸上の短距離の選手だったらしいので、1番美しいのは動いている時。カメラマンの渋谷さんは上手く写真に封じ込めていて良かった。個人的には私の生まれた小平で撮影されたのにただ感激。この人は年下なのに何故か私の母と同じ匂いのする人に見えたので、叶うかどうか分からぬがそんな役を提供したいと思った。
ナチュラルでリラックスした樹里さんと、写真家の持つ柔らかで優しいトーンが
<br />マッチして、雰囲気のある1冊に仕上がっています。
<br />樹里さんらしい天真爛漫な笑顔、少し物憂げな顔、多彩な表情がうまく引き出されていて、
<br />改めて表現力豊かな女優さんなんだと気づかされます。
<br />1年半かけて撮影されたそうで、その時々に演じた役柄や、徐々に大人びていく様子も
<br />伝わってきて面白い。
<br />エロは皆無なので、水着姿が見たい方は「JURI-first」を購入された方が
<br />いいと思います。
<br />前作のグラビア写真集の樹里さんはなんだか痛々しくて、という方、
<br />素顔の樹里さんが見たいという方にはこちらがお勧めです。
<br />かなりなごみます。
と読む。意味は(自由に、気ままに)。
<br />誰もが待っていた「素顔」の上野樹里。水着とかはなく、普段着や女の子らしい服装で統一されていた。
<br />個人的には良作だと思う。
<br />あえて可愛さを作らない、それでも男女問わず好感が持てる女性、それが上野樹里。彼女を一人の「女性」として尊重し、一年半の年月をかけて撮り続けたカメラマン・渋谷氏に拍手を贈りたい。
<br />同い年である私としては、「演じる」彼女と「素」の彼女、どちらも魅力的だと思っている。
<br />仕事と私生活の狭間でアイデンティティに悩む年頃。
<br />この写真集のような笑顔を、「自由な」上野樹里を、どうか絶やさないでいてほしい。