「手帳術」なんてサブタイトルついているせいで、
<br />「手帳ブームにのったノウハウ本かよ」と見捨てられてしまうのがもったいない。
<br />手帳術じゃない。夢実現術だ。
<br />
<br />ワタミの社長。
<br />私は以前、ちらっとテレビで見た時、
<br />社員をどなりちらしている映像で、その印象から、
<br />ずっとこの人のことを勘違いしていたけど、
<br />素晴らしい考えの持ち主であることがこの本でわかった。
<br />この人はすごい。単に経営者としてだけでなく、人間として。
<br />ぜひ政治家になってもらいないと思う。
<br />
<br />まず、夢に日付を!
<br />もうこの一言で「なるほど!」とはっとさせられる。
<br />夢を持て、やりたいことやれみたいな本がいっぱいあるけど、
<br />「じゃあそれどうやって実現するの?」というと、
<br />具体論がなく、だいたい抽象論や精神論になってしらけてしまう。
<br />ところが、これはしっかり書いている。
<br />すなわち、夢に日付を入れること。
<br />10年後の夢だったら、じゃあそれまでに何をすべきなのか、
<br />1年後の目標、1ヵ月後の目標、1日の目標という具合に、
<br />スケジュールに落としていく。
<br />それを積み重ねていけば、夢が実現できる。
<br />なるほどの書だ。
<br />
部下が休みのときに、社長に仕事のことを心配して電話してこなかったといって、渡邉さんが怒ったという記述がありましたが、休みのときぐらいは、仕事のことをわすれさせてあげてもいいのでは?すごく違和感を感じました。社長のエゴ丸出しのところは少しいやです。
<br />簡単な記述が多いので、よみやすいので★3つです。
夢に日付…兎角日常のよもやごとや自分自身の意志の弱さで
<br />流され、本来の目標が後回しになってしまう事が多い、人生の
<br />自分の夢の実現目標を明確にする事で意識付できるようになれる
<br />という。確かに頭で思っているよりは文章にして意識をした方が
<br />挫けにくい。
<br />実際に実現した人が言っているので全てに説得力を感じます