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| ホスピタリティの教科書
(
林田 正光
)
リッツ・カールトンと言えばホテルなので、接客しないから関係ないと思って読まないのは勿体ない本です。
<br />なにより構成がとても読みやすいようにされているので是非読んでください。
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<br />この本は、ホスピタリティ(こころのこもったおもてなし)について書かれています。
<br />なんだ、そんなことはとっくにやっているよ。と思うでしょうがそれが意外とできていないのだとこの本を読むと痛感させられるでしょう。
<br />果たして本当に心がこもっているでしょうか?少し胸に手を当てて考えてください。そのおもてなしはマニュアルに記載されているから
<br />やっているだけではないでしょうか。もし当てはまるなら是非よんで見てください。本当のサービスとはどのようなものかが分かるはず
<br />です。
<br />
<br />そしてサービスとは接客業だけに必要なことでしょうか。決してそうではないと思います。お客様は社内にもいるからです。つまり、狭
<br />くは従業員、広くは仕入れ業者のことです。これは専門的には人的資源の話になりますが、仕事の質は仕事に対する満足であるとは
<br />思わないでしょうか。自分の経験に当てはめて見てください。やる気があるときは、どんなに苦手なものでも人並以上のことができたり
<br />した記憶は無いでしょうか。つまり、部下のやるきを引き出すために、サービスを与えるのは必要なのです。
<br />では、そのサービスとはなんなのでしょうか。それが飲み会や、慰安旅行、ゴルフだとは決して思わないで下さい。
<br />飲み会は部下の懐を寂しくし、慰安旅行よりプライベートを大切にしたいかもしれない。ゴルフでは全力勝負を楽しめない。などなどあ
<br />なたが思っているサービスとは実は全然部下にとってはありがたくないものであるケースがとてもよくあります。部下のやる気を出した
<br />い方は是非読んでください。
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<br />しかし、管理職ではないから関係ないと思ってる人もいると思います。しかし、この本は仕事を生きがいにするための実体験が書いてあ
<br />ります。もし今は仕事に満足していても、いつか失敗してやる気がでないときもあるでしょう。また、全てが順風満帆の方はいづれ管
<br />理職、もしくは経営者になるでしょう。つまり、今管理職でなくてもこの本には読む価値があると思います。
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<br />なお、私が読んだたくさんのビジネス界の成功者の方々のインタビューで、この著者が書いていることはよく述べられています。故に自己
<br />啓発にも役に立つのではないでしょうか。意外と知らないサービスについても知ることができるでしょう。
<br />是非一度読んでみてください。
ショールームで高級キッチンを販売していますが、お客様の層が富裕層や高所得者層、こだわりの層であるため、接客の仕方や考え方の参考になります。
<br />管轄するショールームの担当者に配布しましたが、分かり易く書かれているので全員が読んでくれています。
<br />ホテル関係だけではなく、接客業関係の全てのジャンルでお勧めできるのではないでしょうか。
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