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| 「ル・クルーゼ」で、つくりたい料理
(
平野 由希子
)
本に書いてあるとおり、お鍋の力を信じて
<br />煮込むだけのものがほとんど。
<br />使う材料も日本で馴染みのある食材ばかり。
<br />でも味はどれも本格フレンチの味。
<br />客に振る舞える“ごちそう”が
<br />これ一冊でたくさん作れます。 パリに留学していたことがあります。
<br />現地で暮らした経験からすれば、例えば13ページのポトフに
<br />モエル(骨髄)が入らないなんてありえないことなんですけど、
<br />日本では馴染のある食材ではありませんよね。
<br />
<br />そんなこと、著者は充分に承知しているはずです。
<br />ですから、普通のスーパーで入手出来るものばかりで
<br />簡単にフランス料理が作れるよう記してある本書は優れています。 煮込み料理が中心です。シチューやカレー、グラタン等、定番からちょっと変わったものまで、色んなフレンチが載っています。どれも思わず、おいしそうって叫びたくなります。ただ、オールカラーではないので評価は星4つ。この本を購入してから、ル・クルーゼのお鍋が欲しくなりました。
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