ル・クルーゼと写真のかわいさに惹かれて買いましたが、レシピの秀逸さに脱帽。
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<br />冷蔵庫に少しの野菜が残っているとき、なにかひと手間でおいしいおかずを作りたいとレシピ本を開く。すると大抵のレシピ本は、使用材料が多すぎて、冷蔵庫の残りではつくれないことに落胆し、あきらめる。で、結局、飽きながらも「いつもの味」をつくることになるわけです。
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<br />が。
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<br />この平野さんのレシピは違う。ル・クルーゼのお鍋をもっていなくてももちろんつくれるレシピはたくさんあるし(材料の分量は考えたほうがいい場合もありますが)、パパッとできて、しかもウィットの効いた(?)レシピがいっぱい。
<br />久しぶりに料理が楽しくなりました。
平野由希子さんのルクルーゼ料理本第4弾。
<br />15分で作る料理がたくさん載っています。
<br />忙しいときにぱっと作れるものや、
<br />もう一品加えたいななんてときにとても重宝します。
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<br />さらにこれをもとに使えば、いろんな料理に応用可能。
<br />「緑野菜の蒸しゆで」は野菜の下ゆで、
<br />「鶏のスープ」は、そのままでも、料理のだしにも。
<br />想像力がいろいろふくらみ、眺めてるだけでも楽しいです。
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<br />パスタも15分でいろいろ作れるのだなと、思いました。
この著者のル・クルーゼのシリーズは、全てもっています。以前の本と比べても料理の種類の目新しさは正直言って無いものの、仕事からの帰宅後、前もっての準備が苦手で雑誌などの切抜きやコピーをしてオリジナルのレシピ集を作る時間やマメでない私のような主婦には、これ全て15分でできるのよね、というのはとてもありがたいレシピ集です。野菜料理が多いのもうれしいです。また、スピードおかず集は色々でていますが、ル・クルーゼの鍋ということで、視覚的にも味覚的にも何か違うんですよね。