内容に関して大体は網羅しているが、欲を言えばもう少し核に踏み込んで欲しいと思う。最初の基礎でもう既に解りきった操作内容が途中で何回も丁寧に出てくる。そのスペースをもっと各デバイスの解りにくい箇所の補填にあてて欲しい。
<br />
<br />あと、文章・写真に間違いが非常に多い。写真とその説明が違っていたり、別の文章が思いつかなかったのか、文章欄で説明したにもかかわらず、全く同じ説明が図の説明欄にも続いたりである。これでは同じ文章を2回読まなくてはならない。
<br />
<br />各デバイスについても全ての機能を説明されてはおらず、全く触れずに終わったスイッチや、途中でなんとなく理解させられてしまう内容も多い。これでは完全な理解は望めない。
<br />
<br />再版するのであれば、とりあえず出版社の担当者はしっかり内容のチェックをして欲しい。とりあえず一通り目を通せばどう考えても気付くはずである。
<br />
<br />読んでいて思わず「違う!!もっとしっかり編集しろ!!」と叫びたくなったのは、おそらく私だけではないだろう。
REASONは、現実にあるような機材をソフト上で再現できる
<br />素晴らしいソフトなんですが、残念ながらマニュアルはちょっと
<br />不親切です。
<br />(個々の機材について、簡単な解説とちょっとした制作チュートリアルしか書いてない・・・)
<br />
<br />Master of REASONには、シンセの技術的な話から、個々の機材の詳しい特徴、解説やちょっとしたtipsまで書いてあるため、REASONの画面を見て面食らってしまった人にはオススメです。
<br />(私がその類の人だったので、実感してます・・・)
<br />
<br />ただ、過去にも触れられている通りですが、何故か文章の途中で切れてしまっている部分が結構あり、オチが気になります(笑)
<br />まあ、押さえておくべき部分には余り支障がないと思うのですが・・・改訂される事を祈りたいです。
事実上世界一楽しくクリエイティブ心揺さぶるソフトシンセであるREASONシリ−ズ
<br />その最新バ-ジョンのREASON3.0の公式ガイドブックに当たるこの本は、
<br />その基礎から応用、またトッリッキ−な裏技まで、とても充実した内容が、満載である。写真(白黒)ではあるが、裏技ル−ティングの配線などは見やすく、また、その文章は、すぐにREASONを起動させたくなる衝動と、さらに自分なりのoriginal技など、楽しい想像力をかきたさせてくれる。
<br />最初は何をしてよいのか分からない方でも、この本を読みながら、なんとなくいじっているうちに、REASON3.0のポテンシャルの高さをこの本と一緒に感じられるでしょう。
<br />そのほかにも音楽理論や、とても役立つ技、新し機能についてもふれられているので、一見の価値ありです。
<br />しかし、上級者にとっては、知識の再確認ていどになってしまうかもしれません。ですが、スキルを、磨いていくためにも買っても損はしないでしょう。