navigation38「墓地の島」が新鮮。癒し系の『ARIA』なのにホラー!?
<br />これまでとかなり違った雰囲気の話で、「どう終わるんだろう」とドキドキしなが
<br />ら読んだ。ミステリアスな『ARIA』はこれまでにも何度かあったけど、こんなのは
<br />初めて。
<br />なんといっても、最後のアリスちゃんが◎。
<br />夜読むと、ちょっと怖くて寝付けないかも……。
<br />
<br />8巻収録の他の話はいつもの『ARIA』。
<br />navigation40「送り火」では灯里・藍華・アリスの浴衣姿が可愛すぎ。
<br />読めば読むほどAQUAの世界と灯里ちゃんのとりこになってしまう。
<br />次のnavigationも楽しみ。
ネコにも1年に一度、定期診断あるんですね。
<br />アリア社長の注射嫌いエピソードは初登場ですね。
<br />まーくんがメス設定も驚きです。にしても、アリア社長のもちもちぽんぽん
<br />って表現何度もでてきますが、面白いですね。噛み付くまーくんも可愛い。
<br />
<br />ネオ・ヴェネチアでの浴衣の灯里・藍華・アリスの3人組みも可愛いなあ。
<br />灯里が着付けできるって事は、マンホールでは日本にいたのかしら。
「癒し系」という言葉がありますが、まさにその言葉が合う漫画です。
<br />なにかしら大きな事件が起こるわけでもなく、熱血な展開やすごくシリアスな展開が待ち受けているわけでもない。
<br />説教臭かったり、伏線が張り巡らされてハラハラするわけでもない。
<br />ただ、美しいアクアの日常が、微笑ましく描かれている。本当にそれだけの漫画です。
<br />絵は綺麗ですが決して媚びた感じの絵ではなく、ストーリーにマッチしていていいです。
<br />水の惑星アクアに住む人たちが織り成す心温まるお話。
<br />そういうなんでもない話を愛しいと感じさせてしまうあたりがこの漫画家さんのすごいところです。