この手の本への世間からの評価というものは大体決まって <br />冷たいものであったり、軽視されたものであったりしますが、 <br />この一冊にはそう簡単に侮れはしないような内容がギッシリです。 <br /> <br />裏技自体についてはこの本が袋とじ仕様になっていることから、 <br />ここに書くことは割愛します(多分それはやってはいけないコトでしょう。笑)が、 <br />とりあえずひと言、使える裏技ばかりだった。と言っておきます。 <br />ただし、「裏ワザ」といっても正誤を一発で見分けるようための裏ワザではなく、 <br />４つの中から２つに絞ったけどどちらも正解に見えてしまう、さあ如何せん･･･ <br />といった状況に陥った時に本領を発揮する「テクニック」が満載でした。 <br />その解説の仕方も明快で、全て過去問の本文を利用しての裏ワザ紹介がなされています。 <br />これならセンター直前の切羽詰った受験生も救われるだろうな、といった感じです。 <br />実際、私も２つに解答を絞ったのはいいけど、 <br />結局誤答を選んでしまった問題が例として挙げられていたのを見たとき、 <br />ああ、どうしてこの本をあの時知っておかなかったんだろう･･･と非常に悔やんだものです。 <br /> <br />騙されたと思って、お手にとってはいかがでしょうか。 <br />ちなみに、この本で紹介されている裏ワザは「〜試験」「〜検定」といったものにも充分通用しそうですよ。 <br />この本の姉妹本として「センター英語」の裏技本も出ていますが、 <br />紹介されている基本的なテクニックは大体同じなので <br />国語か英語、どちらか一冊を持っていれば充分でしょう。