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| きみがいなけりゃ息もできない [新装版]
(
榎田 尤利
円陣 闇丸
)
マンガ家シリーズの記念すべき一作目。
<br />二作目、三作目は読んでいたものの、出遅れた私は新装版にして
<br />ようやくこの本を手に取ることができました。
<br />
<br />「ルコちゃんという愛称」で、「生活能力赤ん坊なみの彼」というフレーズと
<br />表紙の絵のコミカルな色使いで勝手に「コメディ色強いんだろな」と思っていた。
<br />読み始めてみると、あまりにひどいルコちゃん(本名二木)の甘えぶりと
<br />それを甲斐甲斐しく世話をするどうみても犬属性ではない男前の東海林を見るにつけ
<br />「あほっ、捨ててしまえ、そんなやつ」と言いたくなった。
<br />何でこんなやつの世話を焼くかな、どこがいいんだ、こいつのっと思っていたのに、
<br />気づいたら自分も涙が出るほど愛しいと感じてしまっていた。
<br />
<br />特にルコちゃんが万年筆を捜すくだりはいい。
<br />そして、タイトルとなったこのセリフを言い出すところも。
<br />
<br />私は今日この週末のラッシュ時に、不在連絡表をひっつかんで
<br />宅配センターに本を取りに行った自分はとてもえらかったと思っています。
書き下ろしが読みたくて買っちゃいました。<br />私の耳にも、二木の「ショウジィ〜」って、ちょっと情けなぁい声が聞こえてきます(笑)。
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