もう一度、勉強をやり直したいと考えている人にはお勧めします。
<br />人生、死ぬまでが勉強。学校を卒業して社会人になったから、それで終わりと言うわけではありません。
<br />この本は学校の教科書とは一味違い、アカデミックではありませんが、気軽に数学に入り込める本として高く評価できます。
アマゾンでは販売していないようですが、私は 、同じく間地 秀三さんの『高校1年生の数学[数1・数A]が14時間でマスターできる本』を先に読ませていただきました。間地 秀三さんは数学専門塾「ピタゴラス」も解説されているだけあって、その説明が実にうまい!どこかの大学教授が書いた、高校生向きの一般参考書とは『まったく比べ物にならない』ほど平易です。「この本だけで高校受験」とはいきませんが、数学が苦手でどうしようもない人には、数学嫌いから脱出させる絶好の本となるでしょう。学校の教科書も本来、これぐらいわかりやすかったなら・・・と思う人も、ひとりやふたりではないはずです。
<br />現役の中学生、中学数学からやり直したい高校生、生涯学習や教養のため、あるいは数学をもういちど復習し、完全攻略したいと願う一般社会人にもお勧め!私の評価は★★★★★+★(おまけ)
問題だけがたくさん掲載されている問題集や参考書がありますが、
<br />本書は文章が多く掲載されています。
<br />と言っても、難しい文章ではなく、数学をわかりやすく理解できるよう、
<br />工夫して書いてあると思います。
<br />理解してから、問題がたくさんのっている問題集に取り組み、
<br />さらに理解度を深める・・・といった使い方もできると思います。
<br />
<br />中学生にももちろんいい本だと思いますが、
<br />むしろ、大人が基本を理解するために優れた本だと思いました。
<br />中学生の子どもにちょっと教える必要があって・・・やってみよう!
<br />というお父さんお母さんにもおすすめだと思います。