初めは自分のegoもあり正直言って著者はロバートキヨサキ+アンソニーロビンソン+マークフィッシャー等を真似た本では無いかと疑っていました。5ページ目から即、私のegoも無くなり没頭でした。読んでいる私の本当の心に出会ったんです。不思議なPOWERだった。私の心がやってみたい、変化したいと言う気持ちがこの主人公の卓也みたいにあったんです。過去、私ももがきました、きっと「殻からでたい」、「人生を変えたい」だから涙が溢れました。特に最後は止まらなかった。著者はアメリカの自己啓発、ビジネスを良くご存知で凄く勉強されています。そして何よりも私がこの本により自分に「CHANCE」が来たと信じています!もがいた4年が変ろうとしています!
著者が書いたもう一つの本を読んでから、全く本の厚さが違う本書を読みました。下に流れている著者の考え方は同じで、大変、よく理解できました。
<br />人とのふれあいの中で主人公が成長していく姿が目に浮かぶようです。物語でありながら、ビジネスの教訓も教えてくれるすばらしい本です。
<br />ただ、現実には、これほどうまくは物事が進まない。
<br />もう一つの本の方が面白かった。
本田健さんの「ユダヤ人大富豪」も泣けたが、この本も泣けた。
<br />成功を目指し、何度も壁に当たってはへこむ主人公卓也を成功者である弓池は優しく包み込み、導く。
<br />失敗もする、悩みもする、他人からどう思われるかを気にしすぎる、そんな負の部分を普通は覆い隠すか、押し込めるかするが、この本はそんな自分を認め、許し、受け入れている。
<br />過去に傷ついた自分のエゴを癒すヒントも書かれた良書と思います。