中学受験用にいろいろ辞典を探していたのですが<br>ここまで使い易いものはありませんでした。<br>もちろん、大人が使うのにもちょうど良くて<br>これ以外にない!という感じです。
僕は大学生で小説を書くために買いました。結論からいうと、役に立ちます。主に3つお勧めする理由があります。<br> 第一に、努力、平和など、抽象語から検索できること。第二に、どのような場面で使われるのか面白おかしく書いてある。第三に、類書と比べて情報が多いということです。<p> 中学生をもつ親の人に子の本を推薦するのは、次の理由です。つまり、中学生はたいてい慣用句といってもただ暗記するだけで、慣用句の面白さを理解していません。しかし、この本は面白く書いてあります。たとえば、「不徳のいたすところ」という慣用句があります。この辞書では、具体例としてこんなのをつかってます。<p>「息子が麻薬不法所持で逮捕されたのは、わたしの不徳のいたすところで、みなさんに深くお詫びいたします」のように使われる。心からではなく、おざなりな謝罪のときに良く使われる。・・・ というように、どのような場面で使われるかが詳細に書いてあり、腹を抱えるところもあります。
意味から慣用句を探せる辞典はないかなあ、と思っていたらこの辞典に出会っ<br>てすぐに購入した。つかい方もそれほど難しくないし便利。