JL,NH,UA,NWを中心にマイレージの情報を詳細に書いている.初心者でも非常にわかりやすく書かれている.また,フライト以外のマイレージ獲得に関してもページが割かれている.しかし,それだけで1冊にするのは無理がないだろうか.今一つのマンガでページを費やしているが,それもこのような情報本に必要だろうか.内容として,ブックレットでも十分のように思える.
日本でマイルをためやすいのは日系のJALとANA、海外では格安チケットが多く実質上ためたマイルに有効期限のない米系のNWとUAの合計4社ということになります。
<br />この4つマイレージプログラムを、やさしく比較しているのが、この本です。
<br />4大マイレージを比較して、自分にあった日系と米系を1社ずつえらぶという用途に向いた本のつくりになっています。
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<br />飛行機に乗らないマイレージのため方についても少し書いてありますが、紙面に限りがある上に4つのマイレージプログラムについて書いてあるため、基本的なことにしか、ふれられていません。
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<br />資料としてよくできているのは国内外のエリア別ガイドです。
<br />各航空会社で有料チケットでの搭乗時に獲得できるマイル、特典航空券で必要なマイルがうまくまとめられています。
<br />特に海外では目的地に就航している航空会社のうちのどの会社が自分の入っているマイレージプログラムでどのくらいのマイルをためることができるかすぐにわかるようになっています。
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<br />格安チケットやツアーなどを利用することが多い方ならば、このエリア別ガイドの部分だけでもこの本を持つ価値があるでしょう。
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<br />これからマイルを貯めたいんだけど、どのプログラムに入るか迷っている方、すでに、ある程度マイルをためている方におすすめです。
マイレージに興味があって、何冊か読んだのですが、1冊で1つのマイレージを紹介している本より、わかりやすくて読みやすい。難しいことを難しく書いている本が多い中、この本は子供にもわかるぐらいのレベルで、マイレージがわかるように、きちんと噛み砕いて説明しているところがいいと思いました。マイレージ本を買うなら、この1冊でばっちりですよ。