異常に面白い。
<br />こんなに面白い人が自分と同じ世代だという事を、嬉しく思う。
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<br />著者のルックス、六本木ヒルズ、フェラーリ、といったイメージから「たまたま成功した拝金主義者の勘違い本」なのかと思っていたけど、違った。
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<br />よく、成功した人を「拝金主義者」の一言で片付けようとする人がいるけど、「拝金主義」とは「成功した後も永遠にお金だけが目的の人」を言うのであって、初期の段階で「儲け」や「利益」に固執することは避けられない。
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<br />むしろ、成功した後でなければ「人格者である事の証明」は出来ない。
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<br />この本には成功に必要な「熱意」「情熱」「エネルギー」というものが詰まっている。
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<br />てゆうか、マンガみたいな話なので、読めばスカッとするはず。
「お金こそが成功の証」と思う人なら読んでも面白いのではなかろうか。
<br />甲田氏は確かにすごい。それは認める。
<br />なりふりかまわずリヤカーを引けるかって? 私には出来ない。
<br />人間、何か一つのモノに対して全エネルギーをぶつければ、その部分での成功は出来るという良い例であろう。
<br />彼の場合は「金」のために他の全てを犠牲にしたからこそ金持ちになることができたのだろう。並みの人間には出来ないことだ。
<br />しかし、マネをしたいとは思わないし、尊敬したいとも思わない。
<br />ホリエモン同様、イタイ拝金主義者としか思えない。
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大変面白く読ませてもらいました。
<br />著者の人生哲学、特にお金に対する考え方は大変に参考になりました。
<br />ジャパニーズドリームを実現させたであろう著者の情熱がひしひしと
<br />伝わってくる気がします。人生に希望を失いかけている若い人にぜひ
<br />読んでもらいたいと思います。
<br /> しかし、残念なことに会社概要等、今現在の甲田氏の営んでいる
<br />事業に関する詳細の記述が全くありません。
<br />予備知識無しで本書を読んだ方には信憑性の面で?がつくかもしれません。
<br />説明不足故に胡散臭さを感じてしまうかも・・・
<br />内容は大変面白いだけに勿体無く思います。
<br />飲食店や投資面などの具体例を多数盛り込んだ続編を期待します。
<br />やはりドキュメントにはリアリティが欠かせませんから。
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