「××嫌い」と公言して憚らない宗一さんが、森永に押されやってしまった翌朝でも
<br />通常通り研究室で業務をこなし昼にはフツーに向き合って飯食ってるとこが好きです。
<br />(1巻は違うけど)2巻では、森永の家族が彼の性癖を恥じ、閉鎖的な田舎で居場所が
<br />なくなった息子をかばうどころか、追い出すために大学に入れた経緯が出てきて、
<br />そういう仕打ちに宗一先輩が激怒するところも良かったです。
<br /> 利他的になるあまり逆上するなんていい人だ…地元から排除された森永が
<br />「優しいんだよね。先輩は」と思わず迫りたくなるのもムリないなと。
<br /> 3巻は、思ったより大人っぽい展開になっていました。
<br /> 森永のヘタレ振りは相変わらずですが、関係が深まるにつれ落ち着くどころか
<br />独占欲が出てきたり。そんな森永に押され気味の宗一さんの戸惑いや抵抗が
<br />ちょっと哀れで可笑しかった。
<br /> 「え?俺だけですか?」
<br /> 「そうだよ!お前だけ!」(←無自覚)
<br /> この会話が一番可笑しかったです。
宗一兄さんの色っぽさ、可愛らしさ相変わらずです!
<br />森永君も変わらず強引だったりクヨクヨしたりで嬉しく(?)、
<br />今回も楽しませていただきました!
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<br />ただ、1,2巻よりはのめり込めなかったのであれこれ理由を考えてみたら一番の原因は、
<br />「兄さんが弟妹でもなくましてや森永君でもない人、天敵である磯貝さんに押されっぱなし、
<br /> 負けっぱなし・・・」だったからなのでは?と気づきました。
<br />あくまでエロ可愛い兄さんと同じくらい、凶暴で勢いのある兄さんが大好きな私としては
<br />なのですが・・・。飄々とした磯貝さんも好きなキャラですが・・・。
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<br />なので今回は小休止、または今後の伏線と思い次回を更に楽しみに待ちたいです。
<br />森永君の真剣な言動にしか負けない男前な兄さんを期待!!
<br />もちろんエロ可愛さは引き続きで・・・。(^^)
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