建築業界の不祥事が相次いでからというもの、家づくりを考えはじめた素人は、いったい何を信頼の基準とすべきなのか、と悩む方も多かったはずだ。この本は、業界大手にのみ通用する安全基準とは少し違うものが存在することを教えてくれている。そして、その信頼の基準とは、施主自身が自分の暮らす地域環境を考え始めたときに明確になるものであり、いわゆる“業界の基準”ではない、ということをメッセージしている点がすばらしい。建築家が教える家づくり運命の分かれ道が、現場の側から提出された辛口のアンチテーゼだとすれば、本書は消費者側から見た、日本家屋の正しい在り方に対する、まろやかな啓発の書であると思う。
漠然と家が欲しいなあ、と思っていた時に出会ったこの本。<br>欠陥住宅のニュースを聞く度に、一戸建てはむりかな、と思ってい<br>たのですが、「専門家の検査」という方法を知りました。<br>自分でも気を付けるところがわかりやすく書いてあり、ちょっと家づくりに<br>希望が見えてきました。
自宅を建て直すので、住宅の本をいろいろ見ました<br>見れば見るほど、わからないことや不明な点が増えたりして<br>そんなとき、この本と出会いました、私には、しっくりきて<br>内容も、信頼出来るように感じました、さすが非営利第三者機関。