当方いわゆる研修医で読影は全くの素人なんですが、上の先生の本棚をあさっていたときに見つけたこの本がわかりやすくなによりリーズナブルな価格だったため購入を決めました。
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<br />見開き左に写真、右に解説という形式はとりあえず最低限の情報を知りたいというときには非常に有用だと思います。
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<br />また、前書きにも書いていますがこの種の本(400ページほど)にしては掲載されている疾患名が多いので探して画像が載っていないということがかなり少ないので、入門書はたいがいのってないから結局最初から太い高額の本を購入するほうがよいというパターンにはなりません。
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<br />具体的に、免疫抑制剤による脳症や脳静脈奇形など上の先生も「存在は覚えてるけどどんな画像だったか忘れたなーどの本にのってたっけなー」というような疾患が結構さくさくのってます。
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<br />また部位別に分類されているので異常と思うけどその異常をどのように表現したらよいかわからない場合など左のページの写真だけばーとめくって一番近い画像を探すといった使い方もできると思います。
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<br />最近購入した分では一番よかったような気がします。
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<br />かなりお勧めです。
何の病気かわからなくてMRIから鑑別診断を・・・って時には所見からせまる脳MRI 系統鑑別診断 がよいです。
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<br />この本は、既に疾患がわかっている場合や、鑑別診断に挙げた一つ一つの疾患の細かい画像所見を調べていくときに良いんです。
<br />絵がきれいだしたくさんのってるし。文章も詳しいし書いてあることも新しいし。
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<br />ちなみに、英語はOsbornのDiagnositic Imaging brainがおすすめだけど、日本語でまず脳MRIにとっつくにはこの本が最適だとおもうな。
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<br />だまされたとおもって買ってみ。後悔しないよ。神経放射線はむずかしいよね。がんばろうね。
とても読みやすく、結構疾患ものっていて、しかもコストパフォーマンスがよい。新版になり、厚みもましておすすめです。