楽しみながら読み進むことのできる良心的な配色マニュアルだと思います。カラーが苦手な私の興味を掻き立ててくれた1ページ1ページごとの豊富な写真資料。企業ポスターなど実際に使用されたモノを例挙してあり、それらが配色による効果によっていかに優れた作品に仕上がっているのか、というコトを丁寧にわかりやすく説明もされてあります。本書の局所には復習テストも設けてあるので、簡単な学力チェックもできます。<br>タイトルのように7日間でマスターできるかは断言できませんが、私にとっては「配色のとっかかり」となり、配色への苦手意識が若干薄らぎました。目にも楽しいこの一冊、配色に興味のある初心者にお勧めです!
わかっているようでわかっていない、色の事を、改めて勉強したい、商業デザインに関わる、又は、ビジネスの現場で活かしたい人へ。特に、時間がないけど手っ取り早く基本を押さえたい人にはバッチリな内容です。<br>配色パターンを比較しながら、ここをこう変えたら、こう変わる!というのを確認出来るのがいいですね。<p>徐々に「色は感覚的で個人差があるもの、なんだけど、学ばなくてはいけない、一般的な配色のルール」を覚える事が出来ます。
この本を読んでも配色に全く自信が持てません。<p>でも、星は5つです。なぜなら、「もっと知りたい!勉強したい!」という気持ちを奮い起こさせてくれる本だからです。僕はこの本を切っ掛けに、十何冊の色の本を読みました。でもまだ分からない。<p>時折、この本に戻ってもう一度基礎を覚えるようにしています。<p>何回も読んでこその本なので、手元に一冊置いておく事を強くおすすめします!